命の儚さ

今日はサークルでセッション。
久々にソードワールドRPGをプレイ。


ランダムにキャラクターをつくる楽しみを満喫しようと種族は人間にして、ダイスを振ったら、能力値が一般人以下という惨劇(人間の冒険者の平均は14、一般人の平均は12)。
器用10敏捷11知力13筋力6生命7精神13という神々しいまでの能力値にワクワクしていたら、GMにキャラクターを奪われました。
「振りなおしてください」


泣く泣くその能力値を捨てて、作り直したキャラクターは器用・敏捷は低いものの、下三つは18前後と上々で、まともに使えそうなキャラクターになってしまいました。
まあ、冒険者に憧れた冒険者の素養がないキャラクターをやる*1という夢は潰えたものの、メリハリのある能力値で面白そうなキャラクターにできそうだなと思いながら、スキル技能や装備やパーソナルデータなどを決めて、キャラクターメイキングを終え、キャラクター紹介に入ったところで隣の卓*2が騒々しくなる。


「どうしたの?」
「……全滅しました*3


一つのセッションが始まる前に、もう一つの卓が全滅する。
そんな、キャラクターの生命の儚さを思い知らされる光景。
ふと、はるか昔の記憶が……建物に入る前に、穴から出てきたキャリオンクローラーに麻痺させられて、みんな、ゆっくりと食べられていく*4……そんな光景が頭の中を過って行く、土曜の昼下がりでした。
……TRPGには、時代が経っても、変わらない部分があるんだね(遠い目)。


ソードワールドの方はまあ、そこそこ楽しく遊べました。
SWをあまりやった事が無く、何とかルールブックから読み取ろうとしている(けど、充分には読み込めていない)GMと、リプレイなどを読んでいて実プレイ運用に詳しい(けど、意外と完全版の記述を把握していない……リプレイでの各GMの裁定や、Q&A、文庫版上級ルールでの記述などとの記憶の混在があった)PLたちの行き違い*5がなかなか興味深かったです。


セッションに関しては後ほど。

*1:ソーサラーだったら、最低限パーティーの役には立つ事が出来るという計算の上でですが

*2:扶桑武侠傳のR&R掲載シナリオ「愚か者どもは、降りしきる雪に、悲しみと愛を残す」

*3:しかも戦闘ではなく、雪山で凍死。武侠たちには闘うチャンスさえ与えられなかったのだったorz

*4:クラッシックD&Dの赤箱の添付シナリオ

*5:それでも、ちゃんと完全版ルールブック準拠、GM裁定優先で行きましたけどね。コンベに向けたテストプレイだったので、確認の為、ちょっとルールと運用に口出しをしてしまいました